苔登山: もののけの森で山歩き

(標高別のコケについて知りたい時、コケをもっとよく知りたい時におすすめ)
苔登山: もののけの森で山歩き
大石善隆 (著)

2019年、大石先生出版ラッシュシリーズの第2弾目。
「苔三昧」の続編とはいえ、登山を全くしない私でも果たして読み進めることができるか、正直なとこと若干の不安があったのですが、
さらりとページをめくるだけで払拭!登山に関係なく、全てのコケファンが読むべき内容に溢れています。
また、低山地〜高山帯までの代表的な蘚苔類一覧図も一目で分布の様子を把握でき、
今まで何となく感覚的にあやふやに掴んでいた復習にも最適。
全国のコケを楽しむ登山のためのガイドブックかと思いきや、とんでもない!
「はじめに」での一文
『山のコケは、山歩きの楽しさを増やしてくれるだけではない。
実は足元のコケには、数万年にわたる山の歴史から、人類の未来を左右するかもしれない環境問題までもがギュッとつまっているのだ』
とあるように、コケが私たちに語りかけてくれる様々な大切なコトを、わかりやすく大石さんが通訳してくれているようです。
とてもコンパクトな内容量ですが、本作にも詰まっているコケ愛が半端無いです。