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作品づくり  つれづれ

コケを想い、コケを作る


11月下旬から年末まで親子で風邪をうつしあい、
年明けは帰省やらなんやらと、忙しない日々でした。
こういう達成感のない、「何かをしていたわけではない」忙しさは、
かえって堪えるというか、よけい疲れるものですねえ。

だからというわけではないですが、
今年に入ってからはホンの隙間時間を見つけてはずっと手を動かしています。
(まだ何も決まってませんが)出店のチャンスが万一訪れても、飛び込めるように。

シノブゴケのパーツも少しづつストックを貯めていかねば!
生態特有の羽状型に刺繍をしたら、茎部分にワイヤーを縫い付け(ここで縫い付けることで、毛葉や茎葉の雰囲気も出すのです)
部分的に色付けをしてリアル感を出した後、一本一本最後の仕上げを施します。

地味に手間がかかる。。。

これ以外に、布花手法に似たカタチでつくるコケ、
ワイヤーと樹脂で作るコケ、
密集した群落状のコケを表現するため、ひたすらちくちく何度も糸を差し込んでつくるコケ。

と我ながら手を広げすぎた?手法のおかげで、
手間がおそろしく増すという器用貧乏な始末(苦笑い)

「コケのむすまで」と表現されるほど、
コケの成長には時間がかかります。
また、コケは陸上植物の中でも最も原始的な植物です。
気の遠くなるような時間とともに、多様性を極めたコケ独自の進化。

ただでさえ時間がかかるのに、5分とか10分とかの隙間時間を積み上げて制作時間を捻出しているため一向に進まぬ作品作りですが、
そんなコケの悠久の時に想いを馳せながら、丁寧に作るようにしています。
たとえ時間がかかっても。。