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作品づくり  つれづれ

ご依頼物のダンゴゴケ




国内では岡山県でしか見つかっていない謎の苔類・キビノダンゴゴケ

京都のコケ展で、試しに2つほど出してみたら初日?でなくなったようで、
「見たかった!欲しかった!」と言ってくださったコケ友さん用に、
お一つ、お作りしました。何とマニアックな!

個別のオーダーは色々と難しいのでやっていませんが、
すでにレシピが完成された作品の場合は、ごくたまに受ける事もあります。


仕上がり雰囲気を見るために、コートやらカーディガンにつけてみたところ、
うむ。なかなか、可愛らしいのではないだろうか。

ちょっと鉱物っぽくも見えてしまいますね。
袋状のツブツブは、雌の生殖器官。
雄は、袋にはなっておらずとも、面白い形をしているので、入れるか悩みました。
ひとまず、博物に特化しつつも、限定するのではなく、
ほどよくデフォルメ、要約してアートに昇華できたら良いなあ、
という希望的観測のもと、なるべく幅広く共感できるようなビジュアルにしていけるよう目指して行きます。

一粒一粒、穴あき状のパーツをちまちま作って合体させ、
部分的に微かに葉状体のフリルを。

作品自体も十分小さいのですが、本物はもっと小さい!
あんなに小さいツブツブの造形美。
世の中には、実に不思議なカタチの植物が多いものです!






ウニのコケ器


ウニは下向きでも上向きでも甲乙つけ難い可愛らしさがありますね。

鳥取でのビーチコーミングで拾ったウニ。
細やかな植物や、コケを活けるのに良さそうだと、遊んでみました。
小さな穴の方を下向きに、豆皿にも少し水を張って吸わせます。

蘚苔類と海のもの。
起源を辿れば、コケも海から。
今は同居する事のない彼らですが、とてもよくマッチする!


ホソバオキナゴケとオオカサゴケ。
苔色を紫が引き立てています。





クリスモス パート2


この前のヤノウエノアカゴケツリーは、全長20cmくらいなのですが、
さらに小さいタイプ。全長10cmほどでしょうか。
以前、全長5cmくらいバージョンを作ったこともあるのですが、
こちらの方が可愛らしい気がします。

▪︎

12月にちょろっと出店しようと思った予定が変更になり、
今のところ今後の予定が未定です。
なので、これからどうしようかな〜と思いながら
色々と頭にあった案を実験中です。

作品の方も構成を少し変えるか。。?とか、
新種を増やしていきたい、とか、
そろそろ新シリーズを作品のラインナップに入れたい、とか、
コケ遊びのレシピを増やしたい(案は豊富にある)とか、
そもそも、コケイロのこの中途半端な活動をどうにかしたいものだ、とか
色々思うところはあるのですが、やっぱり行動力が伴っておらず。。
12月も無情にも淡々と時は過ぎ、今年も残り半月です。
来年こそは、腰を軽めにしていきたい!




クリスモス




京都コケ展の余韻もを引きずりながらも気づけば11月が終わるっ!!
と思っていたのに、いつの間にか12月も、もう3日を過ぎてしまっています。
ただでさえ、気持ちだけでも忙しない月なのに、
これでは、あっという間に年を越してしまいます。

そういえば、過ぎてしまいましたが12月2日の誕生花はコケになります。
花は咲かないのに、ラインナップに入っているのが面白い。

そして、一気に世間はクリスマスムードいっぱいですね。
コケ鉢でも少しクリスマス色を出すことができます。
ツリーが無いので、今年もひっそりとこちらで気分だけでも。
今月持てば、としっかり作り込んではいませんが、
メインは、その辺に勝手にやってきて生えているヤノウエノアカゴケ。
育った胞子体ばかりに目が行きがちですが、
実は深い緑色の柔らかい葉はなかなかのものです。
カラマツのまつぼっくりを星に見立てて。
ワイヤーで留めているので、このまま野外で楽しみますよ。




京都コケ展

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今年のコケ展も3日間で4300人以上の集客があったようで大盛況のもと、
無事終了したそうです。
そう広くない、あのキャパでのスペースでこの人数は凄い!ですね。
京都でのアレコレは、「ムクムクゴケ日記」の方にメモっておりますが、
遅ればせながら、こちらでは、コケイロをお手に取っていただいて、
なおかつ、ここにもご訪問くださった方々にお礼を申し上げたいと思います。
誠にありがとうございました。m_ _m

東京からはるばる夜行で向かって、朝一でお越しくださったN様、
芳名帳を見てたまげました!
また、ディープなダンゴゴケを手にした方も意外にいたので、これまた驚きです。
魅惑的なポストカードが多すぎたのに、あえてコラージュも手にしてくれた方もおりまして、嬉しい限りです。
展示が圧巻なので、私は実を言うと、
物販コーナーには意識を向ける余裕がなかったのですが、(なので記録用で撮るべき自分の展示コーナーの写真が一つも無い。。)
ちょっと接客すればよかった!と今になって後悔!!

来年は、もうちょっと見応えある、会場メインの展示にプラスアルファで楽しんでもらえるようなものを展示できたら良いな〜。







映しとるコケ

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昨日、荷物を発送し、何もなければそろそろ到着するかな?
京都コケ展の搬入・展示作業日です。
あとはオカモス関西チームにお任せ!
”コケに特化"した展示会なので、興味を持ってくれる人がいたらいいなあ。

今回は、ついに生苔を一個も使いませんでした。
普段、たまーに生苔を使う時は、『自分で育てたもの』をメインにこだわってましたが、
ついには、樹脂にまで刺繍素材にしてしまいました。

自然の一部を人為的に「持ってきた」のではなく「再現した」
いわば、スケッチや写真と同じような感じ?!
「そこにあるべきコケ」はそのままに、映しとるだけが良い。
そういうような表現で、盆栽やテラリウムなどの「生」とは違う良さがだせれば良いのだけれども。。。。
なんて、思いながら細々やっておりマス。

ちなみに写真のはハイゴケ(のつもり)

京都コケ展の準備に四苦八苦

この数日は、京都コケ展への発送に向けた諸々ばかりやっています。
たぶん半日とか、1日で終わるような事でしょうが。。。

箱に入れたり、注意書き用意したり、値段つけたり、
リスト作って、展示用の小細工用意して、POP作って。。。。
大勢の人が縦横無尽に触る危険性も考えて、フィルム被せを施し。。。等など。

最終的に、ダンボールに詰める梱包も含めた、この一連の作業がとても苦手!
自分で対面販売するイベントなどは、展示も接客も全て自分次第なので、
ある意味、込み入った用意もなく挑めるのですが、
展示も販売もお任せする場合は、適当に物だけ詰めれば良い、
というわけにはいかないので、色々準備した方がお互いラクではあるのですが、
単純に、私がこの作業が得意でないのです。。

これが克服できないために、なかなかネット販売とか委託とか手が出ません。



この作業を効率よく、そしてダラダラせずに集中してやれるよう、
対策を練らなければ!

そして、↑コチラは、京都へ送るもの一部です。
今回の気まぐれアイテムは、超豆サイズな巾着4個。
わざわざカッコ良い言い方をすれば「一個ずつ全て手染め」
個人的には、結構良い雰囲気に仕上がったんじゃないかな、と気に入ってます。



あと、ダラダラやっているわりには、パーツの新種も少しづつ増えています。
作品にはしてませんが、とりあえずパーツの試作で作ったヒメジャゴケ。
葉状体は、簡単そうで逆に難しい。
ジャゴケとヒメジャゴケは、表面のヘビ柄が特徴的なので、
そこの出し方も含め、要練習です。
ちなみに、いまの時期に見頃な無性芽をつけております。
まともにロゼット規模で作れるようになったらいいなあ。








ダチョウゴケ




お手製のコケパーツは、すべて独自開発のオリジナルです。
様々な素材と、様々な技法を合体させたりしているのですが、
思いついても、素材を使いこなせなかったりで、失敗もよくします。

刺繍作品も例にもれず、糸を随分無駄にしてきたように思えますが、
今では、トヤマシノブゴケとか、マンジュウゴケの類はそこそこリアルに作れるようになりました。

少しづつ応用で、種も増えてきています。
今年は北八ヶ岳に行ったこともあって「ダチョウゴケ」を試行錯誤。
でも、どうしてもハイゴケになってしまう。。
あの品のあるふわふわ感と貴婦人さが出ないんだよな〜。
(決してハイゴケに品がないという事ではありません)

おなじハイゴケの仲間なので、方向性は間違っていないのですが、
何が違うのだろう。。と、今度は絹糸から綿へ。ステッチも変更し、カタチも再検討。色も白い糸で作ってから、布染め絵の具で着色。

以前より少しそれっぽくなりました。
まあ、ちょっと違うけど、本物の魅力が凄すぎるから、
基本的に作るものどれもが違うのは当然だし、ナニ様だ?って感じもします。
とはいえ、クオリティアップはまた別の問題で、もう少し根本的な、形態の面にも改善が必要そうです。

ちなみに本物のダチョウ婦人はコチラ。




晩秋の京都で「苔・こけ・コケ展!」

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※ メインビジュアルは下のポスターですが、
こちらは、この企画を取り仕切られているMさんのお手製スタンプ。
かわいいのでこっちも使わせてもらいます。


_____

11月21,22,23日、京都で「苔・こけ・コケ展2015」が開催されます。
場所は、京都府立植物園。今年で3回目の大人気企画。
今年のテーマは、「緑の地球 コケも一役」だそうです。

コケイロ、今年もちょろっと参加します。
そんなに量は作れないと思いますが、去年よりもクオリティとグレードがパワーアップした作品の数々になっております。
他に類を見ないレアなコケアクセの数々、お楽しみに〜!
秋の京都にお越しの方は、ぜひ植物園にもお越しくださいませ。

この他、物販には初参加の方々もいるので、例年と比べてよりバリエーションに富んだ展示内容になりそうですね。
ワークショップや、講義、観察会、お茶席も予定されています。


きずな展に参加しました


国立科学博物館つくば実験植物園で毎年開催されているイベントに連動して、
プチ出展してきました。
例年、好評開催している「きのこ展」に合わせて毎回参加されている
「マニアック生物アートサークル生物部」さんに誘われてのゲスト参加でした。

この生物部さんは、実際に大学院で菌類などを研究されていた経歴の方たちや、
学会や研究会に所属してフィールドなどの実績も豊富な方たちが作品作りをしています。なので、作品の視点がかなりマニアック!楽しいキノコ話を色々聞けました。

私はすっかり風邪をこじらせてしまい、
貴重な最後の一週間も準備もできないまま、荒れた声での参加となり、
お立ち寄りくださった方にはお聞き苦しい事となったと思います。m_ _m

「きずな」といいつつ、展示もワークショップも他の出展も全て菌類、キノコの内容だったので、
一つだけいきなり「コケ!」となる唐突さ(笑)
近い存在同士とはいえ、若干のアウェイ感を感じつつも、
「コケ」を連呼してきました。


今回は、初挑戦としてプチワークショップも試みました。
きずな展ということで、複数種の生態を絡ませた作品が望ましい。という要望があったので、
「コケとコケでないコケのコケの万華鏡づくり」(ややこしい!)を。

蘚苔類と藻類と菌類と地衣類、全部で12種類。
好きなパーツを好きな塩梅で入れてもらって、簡易ガイドブックもつけました。

カハク主催の無料WSが、真横で開催しているので、
私のは高え!と思うお母さん方多数でしたでしょうが、キット代にガイド作成とパーツのカスタム作業も加わったので、さすがに博物館価格は真似できません(泣)
ですが、大人にも子供にも体験していただきまして、こちらも色々勉強になりました。

ちなみに、上記の体験中写真の方はキノコ屋さんだったのですが、
すっとカバンからマイピンセットが登場!して、その生き物屋さん特有の自然な流れになんか感動してしまいました。



万華鏡の面白いところは、同じ模様が二度とできないところですが、
やはり、作る人によって好みも分かれるので、出来上がりの印象も様々でした。

コケ好きな女のこは、菌類には全く手をつけず、蘚類多めの緑でゴージャスな感じにされていたり、上の方の写真にあるように、海藻がパキっとアクセントになるようにしている方も。
コケに間違われる藻以外にも、海苔の話やコケの上陸に至るまでの話につなげるために、強引にお気に入りの赤い海藻も入れました。


また、都内からだと結構な遠さの中、わざわざ足を運んでくださったN様。
ご購入くださったコツボゴケのピアスを早速身につけ、帰り際にもお立ち寄りくださいました。誠にありがとうございました!

ちなみに


この日は、マッシュルーム採りも開催していて、ちゃっかり参加!
菌の苗床?の棚にマッシュルームがわさ〜と生えているのを、
好きな場所から引っこ抜いてパックに詰めまくる!というもの。
人生、こんなにマッシュルームを食べた事がない、という量を採りました。
当日中なら刺身でも行けるとの事でしたが、焼いた方がやっぱ美味しいです。

さて、早く体調を整えて、次回は来月の京都「苔こけコケ展」!