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ドラマや映画など


ドラマや映画にひっそりと登場してくる苔たち。
苔じゃなくても良かっただろうに。。。
そんな、当たり障りの無い役所だからこそ、
わざわざ登場してくる、ほんの一瞬にも気が取られてしまうのです。
ということで、「ザ・苔」ではない、あくまで脇役に徹した作品を集めました。

スイチュー!フレンズ 

CSで放送されている「スイチュー!!フレンズ」
ペットショップの水槽を舞台に個性豊かなマイロ、ビー、オスカーの3人のお魚たちが繰り広げるディズニーアニメです。

▪︎

その何話目かの「外で遊ぼう」という回のテーマはスバリ『コケ』

フレッシュ・ウォーター地区にコケが降ったある日、学校が休校になりわくわくするマイロ。みんなでコケ合戦をしたいマイロはオスカーとビーに説得させようとするが、テレビ番組に夢中で相手にしてもらえず。。
マイロはコケで遊ぶ相手を他に探すがなかなか見つからず。。。。
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というはなし。
「コケ合戦、コケダルマ作り。。」と終始「コケ、コケ、コケ」と、コケの大連呼。
が、しかしここで、コケ好きならばきっと気づく事でしょう。

「水中で、魚で、コケというこは、もしや。。」

”コケ”とは、主に蘚苔類を指し示しめしますが、
世間的には、藻、地衣類、菌類などを合同して「コケ」とする大雑把な扱いもあります。なので、一般的には多くの人はこれらが全て同じ仲間だと思い込んでいます。
いや、思い込む以前にその違いなどはどうでもよく、考えた事もないのでしょう。

スイチューフレンズは、水中の話で、お魚なわけですから、どうやら蘚苔類ではない?!  
コケが好きだと、そういうところに注意がいってしまいます。
「もしかして、藻のことじゃないのか?これ」
ということで、念のため言語変換で、もう一度見てみることに。

やはり、全く聞き取れませんが、どうやら「アルジー、アルジー」節々で連呼しています。アルジーが、algeaのことでしたら、やはり藻です。

とはいえ、雪のようにシンシンと降って、積もる様子は、藻のようでもなく。。
ではあれは、胞子が降って積もっている様子?!
であれば、とんでもない量の藻になることでしょう。

よく、「水槽に突然大量のコケが発生!」とかいいますけど、その現象を表現しているのでしょうか。
そして、アニメのストーリー上には全く影響しませんが、
やはり「コケが降った!」とか「コケで遊ぶ!」なんていうセリフは語弊があるな〜とも、ふと思ってみたり。

ちなみに、algea=コケという概念は、アクアリウム界では普通なようで、
「コケ対策に!コケで悩む前に!アルジーガードはコケ抑制水」などとして流通してたりします。

コケ屋さん内、つまり蘚苔類屋さんの中では、藻のことは普通に「藻類そうるい」などというので、そんなややこしさはないのですが、普通の会話で出てくる「コケ」は、混ざりまくるのが常であり、話している本人ですら結局本性が何なのか、なんて疑問にも思わず口にするのでしょう。

そういうことを、アニメを見ながらつくづく思いましたし、
そういう変な所に気が行ってしまうようになってしまいました。

ところで、マイロがなぜか厚着で寒さ対策万全のもと、
雪のように緑色に積もったコケの上を駆けずり回る様子は、
昔、雪の代わりにコケを降らせるスノードームを作った事があったので、
それを思い出しました。



 

ナポレオンの村

TBSの日曜劇場 夜9時から放送された「ナポレオンの村」

廃村計画のある村おこしの奮闘を描いたドラマで、個人的には好きだったので毎週楽しみにしていたのですが、なぜか2話も短縮されて計7話のドラマに。
その第5話の冒頭シーンで、一見「負」に見えるものを使って村おこしを成功させた例として「コケ」の話題が登場します。
あまりに突然登場したので、どこの設定にしていたかはわかりませんが、
映像では、群馬県中之条のチャツボミゴケ公園が使用されておりました。
実際、中之条では近年、アートフェスでの知名度も高い場所ですが、
同時にチャツボミゴケ公園の観光地としても集客をあげています。
そして、日本蘚苔類学会にて「日本の貴重なコケの森」としても認定されています。






笑うセールスマン 

昭和世代ならきっと懐かしいであろう、
ブラックユーモアなアニメ「笑うセールスマン」

あの不気味な顔とたいてい主人公が不幸に転落する流れが、
アニメなのに!藤子不二雄なのに!とちょっとした衝撃でした。

さて、1991年の第SP話にあります「雪山惨歌」という回。
売れない貧乏漫画家のくせに、仕事よりも恋人づくりに勤しむ主人公の名が

「見地目 苔」  みじめごけ。。。

直接、蘚苔類に関係する事柄は一切合切無いのですが、
でもだからって、なぜにわざわざ苔なんて言葉を名前に持ってきたのか!

しかも「みじめ」ときたもの。

今でこそ、苔も人気で、色々あか抜けたゾーンに参入しつつありますが、
昔の印象は、やっぱり「じめじめ、鬱蒼と、みじめったらしく、貧乏ったらしい」
みたいな、薄暗い印象が強かったのかもしれませんし、そんな気もします。

そして、多少なりとも私も昔はコケはあまり触るようなものではない、
カビ的なイメージをもっていた気もします。

「見地目 苔」から、随分と誤解も解けた良い世の中になってきました。





スティーブン・ユニバース

アメリカのカートゥーンネットワークで放送されていたアニメ「スティーブンユニバース」をご存知でしょうか。。?
日本では2014年から放送。

クリスタル・ジェムスと呼ばれる特殊な人種の人達と、
ジェムスと人間のハーフである主人公・スティーブンとで繰り広げられるファンタジーアニメ。
ですが、独特のタッチとシュールさが不思議な味わいを醸し出していて、
見ているうちに徐々に後を引く感じのアニメです。

その7回目「ラースとクールな仲間達」の回で魔法の苔が登場します。

(番組概要)
ラースはスティーブンのおかげでイケてる町の三人組と友達になり、みんなでドライブすることに。出かけた先は、危険な苔があり、ジェムズが立ち入り禁止にした場所だった…。

☆☆☆

元の場所に帰りたがっている苔は、人を襲う危険な苔と化しており、
皆から「キモイ」「危ない」と散々ないわれようです。
この苔は、そもそもスティーブンのお母さんが丘で育てていたとか。

ラストは、苔が花を咲かせてめでたしめでたし。
日本の季語では「苔の花」とはいうけれど、
アメリカでそんな表現はあるのだろうか。。胞子ではなく、赤いお花にしてしまったところに、「ではなぜ苔にしたのだろう?」と少々の疑問も湧きますが、
やっぱり「ファンタジーには苔!」

不思議な体験を起こしたい時には、苔が演出物として引き立てるのですねえ。


北の国から2002 遺言

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デートシーンとしてヒカリゴケで有名な洞窟が登場。
しかも、この場所でのお忍びデートが発覚して交際がバレてしまうという物語の展開に重要な役割を果たしています。

スケバン刑事Ⅲ

スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇 VOL.5 [DVD]


実際は全42話中の2話目あたりなので、vol1とかかも。

三姉妹が萩原流行扮する般若に洞窟に閉じ込められた際に、唯がコケをむしゃむしゃ食べて、二人の姉にも薦めますが、こちらは吐き出しまして「都会育ちはいかんとね、うまかとに」と唯にダメ出しされるというシーンが、幼心に衝撃的でずっと記憶に残っていました。土まみれのコケをごそっと取って、そのままガッつく。 
それ以来、心のどこかで「遭難したらコケ食べて凌ごう」と思ってました。

レッドプラネット

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火星にコケを繁殖させて酸素を生成するのに成功したから移住しよう、という話し。でも実際は「藻」のことでした。翻訳によってコケになってしまったっぽいです。コケと藻がいかに一般的に境界線なく扱われているかがよくわかる一例ともなる映画。
ちなみに キャリー=アン・モス が主演の大コケらしい映画。ということによる、コケつながりもひっそり隠れている一本です。

ラビリンス 魔王の迷宮

ラビリンス 魔王の迷宮 [Blu-ray]

デヴィット・ボウイとジェニファー・コネリーの古い映画。 目玉のあるコケがキョロキョロする姿がかわいらしい。こういうファンタジーを観ると、映画界の技術躍進の度合いがよくわかってびっくりします。でも、こういう古くさくてチープなのが好きです。

スノーホワイト

スノーホワイト [DVD]

内容はさておき、コケ亀やコケ蛇がとてもラブリー。 小人の知恵袋で耳栓代わりにコケを使うというセリフも有。とってもさりげないけれど、こういう演出にコケを使うところが、「小人っぽい」とか「魔法の森と妖精っぽい」とかってなるんでしょうねえ。「コケ=ジブリ」の短絡的な連想イメージがありますが、森系ファンタジーにはコケやキノコなどが欠かせません。
実際の森にもこれらの果たす役割は大きく、その貢献度は計り知れませんが、
そんなことを知らない人でも、コケやキノコを施すとファンタジーっぽく仕上がるのは皆知ってるのが、コケなどの小さいものの不思議な立ち位置を垣間みた感じで面白いです。
「ラビリンス」と比較すると、同じファンタジーで映像がこうも違うのか〜としみじみ。

せかいのおわり

せかいのおわり [DVD]

彼氏はすぐできるがすぐ捨てられる子(中村麻美)と、その幼なじみ(渋川清彦)との日常を淡々と描いた青春映画。彼の方は「苔moss」という盆栽屋さんでゲイの店長と同居して一緒に営んでいる設定。店長が山にコケを採りにいったり、お洒落な店内でコケも登場したりする。ブログ内でも書きましたが、ちょっと不思議系な力を宿したい場合や、ちょっと個性的な人にしたい場合に「コケ」を演出に使う傾向にありますよね。

黒く濁る村

黒く濁る村 [DVD]

邦題は陰湿なタイトルですが、原題が「苔(イキ)」。 直接的な関わりは、冒頭のセリフに「苔のように大人しくしてろ」で一瞬でてくるだけで。 耐え忍ぶとか静的なとか陰湿なとか、コケのイメージ的な象徴を含ませていることから、題名にわざわざ持ってきたのかもしれませんが、ようは復讐の話し。

ティンカーベル

ティンカー・ベル [DVD]

登場する妖精の一人フォーンのドレスはコケでできているそう。でもオレンジなのでスミレモかもしれません。ティンクのお家はコケでつくられていて、それが悶絶かわいい。やっぱり、ファンタジーに小毛、木毛はつきものですし、みなさんそれを上手く調理して可愛くしあげますよねえ〜。

ドラえもん のび太と竜の騎士

「ドラえもん秘密道具でコケ多用」の映画のほう。 一度出たら二度と日の目をみることがない道具も多いなか、コケグッズはバージョンを変えて登場する、ドラえもんお気に入りの道具。

メリダとおそろしの森

メリダとおそろしの森 [DVD]

コケの描写において最も非常に苦労したという森の映像が美しい。スプレーで吹き付ける画期的なCGプログラムを開発したとかで、本当に写真のようにリアルでうっとりするような森の描写は必見。小さいのではっきりは確認できませんが、しっかり胞子体とかも描かれているみたいで、スタッフが何度も森を探索した成果が出ています。 ちなみに、スコットランドが舞台だとかで、劇中のストーンサークルは、実際にいまでも現地には頻繁にあるらしいのですが、この映画では、フェアリーリング(キノコの菌輪)からインスピレーションされているらしいです。キノコ好きにもお薦めです。こちらも大コケした映画とか。でも個人的にはとっても良かった。

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